アフターマーケット専門出版社をめざして その後、当社はアフターマーケット専門情報の出版元として、着々と業界内に地位を築いていく。 1963年には整備機器の専門誌『自動車と機械工具』(オートトレードジャーナル編集)の発行元となる。その後、1966年より当社に編集権が移管され月刊『自動車機械工具』と改題された。 1987年、当社は伝統ある『自動車新聞』を休刊し、業界専門情報誌、月刊『純正ニュース』と月刊『自動車機械工具』、関連図書出版の3部門を柱に再出発する。 1995年からはグローバルな視点で市場動向を捕らえた自動車部品・用品産業の専門情報誌『オートパーツマーケット』(隔月刊)を発行。日米自動車協議など時事的なテーマを独自の取材ネットワークを駆使して報道した。 続いて1997年には整備機器の専門誌である『自動車機械工具』を『オートサービス』と改題し、自動車整備分野の総合マーケティング専門誌として再出発させた。 さらに、2000年には『純正ニュース』と『オートサービス』を統合し、『オートモーティブ・アフターマーケット』を発行。第一線のレポートを充実するなど、現場に密着した「アフターマーケットのビジネス情報誌」として、アフターマーケットをワイドな視点でとらえ、部品・用品・サービスを網羅した第一線で役立つ情報を的確に、分かりやすく伝えている。 自動車整備・部品・用品分野の出版活動を拡充 出版活動では1981年の『自動車部品・用品ガイダンス』を皮切りに、自動車部品・用品・整備・機械工具分野の専門図書を定期的に発行している。 現在、年刊誌として毎年、発行しているのは『自動車部品・用品マーケット要覧』と『自動車整備・明日へのビジョン』である。 『自動車部品・用品マーケット要覧』はアフターマーケットの市場規模試算、流通チャネル別動向、商品別のマーケットトレンドを掲載、内容を充実させて1997年より毎年、最新版が発行されている。 1995年からは『自動車整備・明日へのビジョン』を発行。自動車整備をマーケティングの視点で取材・分析し、規制緩和時代の自動車整備業の経営指針となる情報誌として毎年、発行している。 自動車部品・用品の流通分野では1988年から隔年で全国の部販・共販の企業要覧を発行している。1996年版より『自動車部品・用品流通』と改題し、流通市場の動向把握に役立つ内容に充実させている。 この他にも、1997年より個別分野ごとの販売ノウハウをまとめた書籍を継続して発行している。1997年発行の『自動車オイル・ケミカル販売マニュアル』をはじめ、1998年発行の『ディーラーで用品販売を成功させる法』、1999年発行の『カーオーディオ入門』、2000年発行の『プロの販売術』、2001年発行の『カーナビ入門』と『こうすればうまくいくカスタマイズ戦略』を出版し、販売第一線の方から好評を博している。 自動車機械工具関連については、1997・1998年発行の『自動車機械工具ハンドブック』、2000年発行の『プロフェッショナル自動車機械工具』など整備現場で役立つ書籍を発行している。 また、2001年には新たな視点から『躍進する整備業の店作り戦略』を発行した。集客力の向上が課題となっている整備工場・ディーラー向けに、新たな店作り&サービス工場作りを提案している。 アフターマーケットのシンクタンクとしてコンサルタント機能の強化 当社は長年の取材活動を通して得られた専門知識を生かし、わが国のアフターマーケットの「シンクタンク」としての役割を担うべく各種活動を展開している。 業界活動としては自動車用品生産流通協議会の『自動車用品需要動向調査』に専門誌の立場で参画した他、流通システム開発センター(全国自動車用品工業会委託)の『自動車用品業界・流通情報システムにかかる調査研究』にも委員として参加している。 1997年には、アフターマーケットの総合研究機関として『自動車部品流通戦略研究所』を設立。自動車関連マーケティング調査の他、メーカー、流通業者へのコンサルタント、全国各地で開催される様々な団体、企業主催の講演会への講師派遣も行っている。 1999年からは自主企画によるセミナーを東京と大阪で開催、第一回の東京会場には募集定員を超える116名が参加、大盛況であった。 また、当社主催による『米国アフターマーケット視察研修』も適時実施している。米国在住の流通コンサルタントをコーディネーターにした現場視察研修として高い評価を得ている。 |
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