《好評連載》21世紀の自動車整備業
急速に悪化する整備工場の経営状況
6割以上の工場が「赤字経営」に陥る
整備工場の経営状況が急速に悪化している。整商連がまとめた09年版「自整業の経営指針」によれば、07年度における整備工場の赤字比率は前年より6.4ポイントも悪化して63.7%となり、6割を超える会社が赤字経営を余儀なくされている。厳しさを増す整備工場の経営状況を分析する。
《環境でメシが食えるのか》
小河自動車
品質・環境ISOをダブル認証取得
《整備工場の勝ち残り戦略》
石見自動車
大型車専業から小型車店へシフト
プレミアムオイルのゆくえ
保有長期化に活路を見いだせ!優れた
エンジン保護性能は経年車にこそ有効
プレミアムオイル──。
モータースポーツ参戦車両へのテクニカルサポートなどを通じた知名度の高さが人気の一因ゆえに「ブランドオイル」とも言われるが、高性能を謳う製品を前面に打ち出す一方で、廉価な鉱物油もラインアップしているブランドが少なくないことから、「プレミアムオイル=合成油」と定義するのが妥当だろう。
そのプレミアムオイル市場が今、転換期を迎えている。保有構造の変化や若者のクルマ離れなどにより、これまで市場を支えてきた“クルマ好き”が激減し、衰退が危ぶまれているのである。
プレミアムオイル市場の活路を考察してみた。
《エンジンオイル特集1》
エクソンモービル・ジャパングループ
今後有望なセグメントはハイブリッド車と軽自動車
《エンジンオイル特集2》
BPカストロール
ディーラーこそプレミアムオイルの最有力チャネル
《エンジンオイル特集3》
トタル・ルブリカンツ・ジャパン
今、プレミアム性の定義の見直しが迫られている
《エンジンオイル特集4》
トライボジャパン
技術力を活かしてニッチな市場でシェア拡大図る
《エンジンオイル特集5》
神奈川スバル
カストロールで流出したオイル交換需要を奪回
《エンジンオイル特集6》
ホンダカーズ東京・葛西店
モービル1を「おすすめオイル」として漏れなく提案
《エンジンオイル特集7》
潤滑学校
強みはプロショップならではの的確なアドバイス
《エンジンオイル特集8》
オイル交換は「適正時期」に「確実」に!
本田技術研究所 オイル開発担当者インタビュー
《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
VIP制の導入を真剣に検討する必要があります
転換期を迎えた市販カーナビ市場
冬商戦に投入された新商品に見る
市販ナビの差別化戦略
市販カーナビ市場が好調だ。当初、市販各社とも前年割れの見通しを立てていたが、過去最悪の経済状況にもかかわらず、過去最高の販売台数を達成しそうな勢いだという。しかし、これは廉価なPNDの大ヒットに支えられたもので、一方で、これまで市販カーナビ市場の活性化を担ってきた“付加価値”が認められなくなりつつあることへの懸念も高まっている。
転換期を迎えた市販カーナビ市場をどう戦うのか──。主要各社にお話をうかがった。
《カーナビ特集1》
パナソニック
メモリタイプナビの「Sクラス」を新設
《カーナビ特集2》
パイオニア
新スタイルの「楽ナビ」シリーズを発売
《カーナビ特集3》
アルパイン
パーフェクトフィットパッケージがヒット
《カーナビ特集4》
クラリオン
SSDの魅力が活きる業務用ナビビジネスへ本腰
《カーナビ特集5》
三菱電機
DSRC連動機能で新ジャンルのカーナビを目指す
《単価アップのための注目商品》
ナンバープレートロック
二次犯罪抑制のためにも盗難防止ネジの普及促進を
《知っ得情報》
交換用マフラーの事前認証制度が来春スタート
関連法令を整備して不適切なマフラーを排除
《商品特集》
リーフスプリング
トラブル回避へ早期点検とアッセンブリー交換を
《PitCom加盟店ルポ》トーアドットコム
バンザイ2009新商品・新ビジネス内覧会
《GP会通信》
トヨタ部品広島共販 米沢弘平社長
販売店へのサポートに注力
カタログから時代が見える<最終回>
スバル レオーネ
オイルフィルター特集
「オイル交換2回に1回」
いつまでもそれでいいのか!?
オイルフィルターの交換時期の目安は、一般的に「オイル交換2回に1回」とされ、整備事業者にとどまらず、ユーザーの間でも広く認知されている。
これは、早めのオイル交換を促してきたアフターマーケットの慣例から定説化したものと言える。が、取扱説明書を見ると、オイルとフィルターについて同じ推奨交換基準が記載されているクルマが増えており、かつメンテナンスコスト削減や廃油削減を通じた環境負荷低減の観点から、自動車メーカーの推奨交換基準に則ってオイル交換するユーザーが増えていることを考えると、オイル交換2回に1回という目安には見直しが必要だ。
シビックTYPE R EUROの純正アクセサリー発売
日産が業界最廉価の地デジチューナー発売