《好評連載》
21世紀の自動車整備業
「信用」だけでなく「信頼」を得ることが大切
データを読み解く
整備工場の「減少時代」が間近に迫る?!
2012年度の整備工場数は11工場の増加にとどまる
国土交通省がまとめた2013年3月末(2012年度)における認証工場数は9万2030工場となり、前年同期に比べて11工場の増加にとどまった。これは、過去10年間で最少の増加数であった2006年度の22工場の半分のレベルである。
認証工場数は前年も84工場の増加にとどまり、これで2年連続して2桁台の増加となり、しかも直近の増加数がわずか11工場となったことから、いよいよ整備工場数が減少に転じる時が間近に迫ってきたと推測される。
《整備業の新たな挑戦1》
清里自動車
「インフォームドコンセント」こそ生き残りの道
《整備業の新たな挑戦2》
アルピコ自工
既存顧客の囲い込みと新規顧客の開拓を実現する
《整備工場の勝ち残り戦略》
トモエ自動車商会
顧客定着化に向け新車・保険を強化
《整備工場の「後継者問題」に迫る》
小林自動車工業
その時、新社長は何をしたのか?!
《自動車事業の総合戦略》
ナカムラ
EVコンバートプロジェクトを実施
《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
今さら疎遠客を追いかけるなんて無理、無駄です
エアコンフィルター交換からはじめるプラスワン提案!!
単価アップを図るならこれだ!!
交換促進を切り口にエアコン内部洗浄や
室内消臭・抗菌を推奨しよう
76%、74%、77%、83%、87%、64%。これは2010年度下期の月別新車販売台数の前年同期比である。上期に終了したエコカー補助金の反動減で毎月2割前後の前年割れが続き、回復に向かう矢先に東日本大震災が発生し、2011年3月は前年同期比64%という大きな落ち込みとなった格好だ。その後も新車供給不足にともない前年割れが続き、同年10月にようやく前年超えを果たすことになる。
つまり、今年度下期から来年度上期にかけて初回車検の対象台数は前年実績を大きく割り込むのである。整備事業者にとっては深刻な問題であるが、特に高年式車の車検需要を収益源とするディーラーには痛手だ。そのため、ディーラーでは改めて顧客囲い込みを強化するとともに、付加価値商品の提案販売による単価アップを推進している。
そこで、本特集では今最も注目されている「エアコンフィルター交換からはじめる単価アップ戦略」を紹介する。
《エアコンフィルター交換からはじめるプラスワン提案!!1》
クイックエバポレータークリーナー
クリーンエアファイルターとのセット販売が加速!!
《エアコンフィルター交換からはじめるプラスワン提案!!2》
埼玉トヨペット・日高支店
エアコン3点セットの提案販売を強化
自動車ディーラー・ビジョン(乗用車店編)
中長期的に新車需要は減少へ
スタッフの育成が顧客流出防止の最着眼点!
日本自動車販売協会連合会から「2013年版自動車ディーラー・ビジョン」(乗用車店編)が発行された。本誌ではその中から、「中長期市場(需要)の見通し」と「流通変化への対応力向上」に向けた取り組みを抜粋して紹介する。
新車需要台数は、2012年度は総需要で521万台であった。2011年度下期以降、2010年度下期〜2011年度上期の落ち込みをカバーする形で年率需要の水準が上昇、エコカー補助金の追い風も加わり、2012年度は当初から高水準を維持。エコカー補助金終了後の需要減少も限定的で、その後、年度末まで年率需要は上向きに転じていた。
2013年度は4月実績の年率需要は高水準でスタート、5月は水準が低下したが回復基調は維持された。
2013年度の経済は実質GDPの伸びが2.3%程度にまで高まると推測される。そうした環境の下、新車需要は買替時期にあたる豊富な母体からの出現増を主な理由として、中庸水準のケースBで485万台(前回見通し+15万台)と見込む。登録車が298万台、軽自動車が187万台と想定。消費税増税前の駆け込み需要は、取得税の扱いとエコカー減税拡充の具体像が決まらないと試算できないため、見通しには含めていない。
《商品☆考察》
チャイルドシート
出荷台数は2年続けて微増となる
《新たな波を見つめる》
セイワのPIXYDAナビ
独自開発PNDを展開したワケ
本格カーナビアプリ「マップルナビK」登場
《トピックス》
厳寒期は撥水ガラスコートの需要期
《良いもの発見》
ホンダアクセスが「乗降アシスター」を発売
旭化成テクノプラスが画期的なLEDデイライトを展開