カスタマイズブーム再熱の予感
過去最大の盛り上がりを見せた
東京オートサロン2013withNAPAC
カスタムカーと関連商品の展示会「東京オートサロン」が1月11〜13日の3日間、幕張メッセで開催された。
国内カーメーカーではトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、スズキ、富士重工業、マツダ、日野自動車の7社が、インポーターでは、フィアットグループオートモービルズジャパン、ルノー・ジャポン、ゼネラルモータース・ジャパン、クライスラー日本の4社が出展。そのほかアフターマーケット・パーツメーカー、カスタムショップなど、合計452社が出展した。展示車両総数802台を数え、前回を上回る出展規模となった。これにともない展示スペースも拡大し、前回の約1.3倍とオートサロン史上最大規模での開催となっており、会期中の来場者数は、前回比110.5%の28万2659人(主催者発表)と過去最高を記録した。
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神村自動車
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《環境整備ルポ》
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国内自動車販売の現状と課題
メンテパックの新車時契約率が初の6割超え
囲い込み強化により車検入庫率も一段と上昇!
国内の新車市場は、2008年9月のリーマンショック以降の急激な景気後退の影響を受け、また2011年には3月11日に起きた東日本大震災の影響により、被災地をはじめ全国的規模でディーラー経営は大きく揺さぶられる形となった。
その後、2012年半ばまではエコカー補助金や人気車種の投入効果もあり需要は回復に向かったが、エコカー補助金制度が終了したため、現在では先行き不透明な状況にある。このようにディーラーの経営環境は、ここ数年でかつてない激変を強いられる格好になっており、事業経営の改革を進めることが急務となっている。
こうした中で自販連がまとめた2012年版「国内自動車販売の現状と課題」によると、乗用車店における新車以外の固定費カバー率は85.8%で過去最高となった。また、顧客囲い込みの最重点施策として取り組んでいる「メンテナンスパック」や「延長保証プラン」の契約率は着実に上がっており、その効果で車検入庫率や点検入庫率も向上していることが分かった。
《U-Car顧客との絆作りを推進》
大阪トヨタ自動車
遠方客増加に対応し「全力サポート宣言」発令
《インタビュー》
三菱自動車の国内部用品事業の再編に迫る
MAP&三菱部販が消滅!?その狙いとは……
既販車の用品需要を掘り起こせ
サービス入庫時のプラスアルファ提案に「用品」を!
サービス売上拡大の次なる一手は「用品」しかない!!
2012年の新車販売台数は約537万台となり、前年比127.5%の大幅伸長を記録した。しかし、エコカー補助金が終了した9月以降は前年割れが続いており、先行き不透明な状況となっている。
これを受けて、ディーラーは収益基盤としてサービスをさらに強化するとともに、サービスを通じたお客様との絆作りにもより一層力を入れている。
その一環として、これまでは主に新車商談時の商材として取り扱ってきた用品について、既販車需要を掘り起こそうという機運が高まりつつある。
《既存車の用品需要を掘り起こせ?》
ホンダカーズ埼玉
車内まるごとクリーンルームを発売
《既存車の用品需要を掘り起こせ?》
プラズマクラスターが熱い
健康志向の高まりで、今売るならこれだ!!
《長期使用車のメンテナンスを考える》
オイルシール編
保守整備をしっかりと実施することが重要に
《高回生バッテリーの交換需要期到来》
日立AP&Sのバッテリーチェッカー
独自の測定方法で正確な寿命判定を実現
《話題の商品》矢崎エナジーシステムのDTG5
《業界トピックス》自動車部品工業の経営動向
《PitCom新店舗紹介》荒川商会
ブレーキパーツ特集
ブレーキは?安全?に直結する最重要部品
今一度メンテナンスの必要性を徹底する時
全国自動車部品販売店連合会(略称GP会)が実施した調査結果から、整備専業工場(以下、整備工場)における補修部品交換需要が低下している実態が浮かび上がった。
GP会では、整備工場での車検時等の部品交換の実態を把握するため、会員企業の取引先整備工場を対象に調査票を配布し、2012年9月に1492社の回収結果に基づく、「整備工場における車検整備での部品交換並びに将来展望に関する調査報告書」を取りまとめた。
本特集ではその調査結果を紐解きながら、ブレーキ関係部品の交換実態を見ることにする。
《ブレーキパーツ特集》
エキスパンダー
まだまだ伸長が望める期待の大型車用補修部品
《この商品がスゴイ》市光工業のLEDリアコンビランプ
《良いもの発見》
マジカルReパック
劣化・退色した樹脂パーツを新品同様に再生