部品ねらいからお客様を守れ!
埼玉トヨペットがホイールロックとナンバープレートロックの販売強化
警視庁の統計によれば、2014年の自動車盗難認知件数(車両本体の統計であり、部品ねらい・車上ねらいは含まない)は1万6104件だった。前年の2万1529件から約5000件の減少となり、ついに2万件を下回った。最も多かった2003年との比較では、ほぼ4分の1にまで減少した。
とはいえ、もう対策を施す必要がないとは言えない。最近でも、札幌市では5月23日〜27日の5日間で、合計136件ものタイヤ盗難の届け出があった。自分でできる防犯対策をしなければ、いつでも盗難被害に遭う危険性はある。被害に遭わないためには、盗難防止ネジを装着すると効果が大きい。
今回は、盗難防止ネジを新車商談時に販売するだけでなく、サービス重点商品にも採用し、積極的に提案している埼玉トヨペットの例を紹介する。
《好評連載》
21世紀の自動車整備業
整備事業の将来展望に向けたビジネスモデル事例調査2
すぐできるインターネット活用術
整備・板金塗装工場もネット集客をしなきゃ損!
車検単価の低下を食い止めろ!
提案活動強化による「付加価値アップ」が急務
自家用自動車等の「2年車検整備単価」は2000年代前半までは6万円台をキープしていたが、05〜09年度にかけて毎年低下して5万5千円台まで落ち込んだ。その後は緩やかな上昇傾向にあるが、依然6万円台を回復できない状況が続いている。
そのため、何も対策を打たなければ、2年車検整備単価はますます低下していくことが予想される。今こそ「付加価値アップ」のための提案活動をより強化するべきである。
付加価値アップの方向性には、取りこぼしている需要を獲得することと、交換する商品の付加価値を高める2つの道がある。一つめの取りこぼしている需要は、特に専業で多いのがオイル、タイヤ、バッテリーで、こうした需要を獲得するだけでも車検単価は上がる。これらの競合商品の需要を確実に獲得しながら、付加価値を高めていくことが次のステップだ。実際の事例をもとに、付加価値アップの戦略について考える。
《付加価値アップ戦略1》鹿児島ダイハツ販売
スパークプラグ交換の付加価値アップを実現!
《付加価値アップ戦略2》トヨタ東京カローラ
クリーンエアフィルタープレミアムの提案販売強化
スパークプラグの注目製品紹介
《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
たまには正解のない議論を真剣に交わしましょう
プレミアムエンジンオイルの新展開
ディーラーの付加価値商品として再び輝きを取り戻す
プレミアムオイル市場が再び息を吹き返しつつある。
モータースポーツ参戦車両へのテクニカルサポートなどを通じて、性能の高さ、とりわけ「高負荷状況下でのエンジン保護性能の高さ」を、純正品をはじめとする一般的なオイルに対する「付加価値」として訴求してきたプレミアムオイルは、かつてはスポーツカーを愛好する「クルマ好き」を中心に高い支持を受け、アフターマーケットの人気商品のひとつであった。
近年、エンジンオイルの市場規模が横ばいまたは微減で推移する中、ブランドにもよるが、プレミアムオイルの需要が改めて高まっているという。大きく舵を切ったプレミアムオイルの新展開に迫る。
《プレミアムオイルの新展開1》モービル
保有長期化時代の新コンセプトエンジンオイル
《プレミアムオイルの新展開2》カストロール
世界初のCO2ニュートラルオイル
板金塗装の効率化と利益最大化を実現
「プレパレーションシステム」登場
《導入店ルポ》ワカマツ自動車
プレパレーションシステムをアジア初導入
《整備工場の勝ち残り戦略》隼人自動車工業
二輪車から重機整備など、オンリーワン企業としてニーズを掴む
福祉車両の販売が過去最高を記録
家庭にも軽の福祉車両が普及へ!
《整備業の新たな挑戦》岩崎自動車工場
「福祉車両」は自整業にとって必要なキーワード
自動車整備機器の新潮流
この整備機器でビジネス拡大を図れ!
第34回オートサービスショー2015が、6月19日〜21日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
合計来場者数は3万6557人。初日は雨にもかかわらず1万5045人が来場し、注目度の高さを感じた。
近年の自動車を取り巻く環境を見ると、世界的に強化される環境規制と安全規制への対応を図るため、次世代自動車の登場、車体軽量化を実現するための新素材の採用、衝突被害軽減ブレーキなどの安全技術が普及しており、めざましい進歩を遂げている。一方で、自動車整備業界は「労働力問題」で新たな局面を迎えており、省力化や効率性を高めるための整備機器が求められる。
本誌では、オートサービスショーの展示品を全3回にわけて紹介する。第1弾の今回は、「車体整備機器」「塗装機材」「システム機器」の注目商品をお届けする。
アフターマーケットに逆風
15年後に乗用車保有台数は9%減少、約3600万台に
ドイツ流監査・認証システムが日本のアフマに上陸
BMWジャパン認定工場に「板金塗装工場認証書」を発行
《アウトメカニカ開催》中東市場に日系補修部品を売り込め!
予防安全性能アセス 「レーダーAEBS」はメンテが必要
バンザイが第89期の決算を発表!!
全日本ロータス同友会が定期総会を開催
インポートカーショーの人気商品を追う!!