アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価700円+税(送料実費)
10月号

深刻化する「若年労働者」不足
労働環境の悪さから業界を去る若者がいる
「労働環境の改善」は若年労働者確保の必須条件

自動車整備業界における「若年労働者不足」が深刻化している。若者の車離れや大学進学率の向上などにより、自動車整備専門学校への入学者数はピーク時に比べて半減している。
だが、整備業界よりも若年労働者が不足しているのは、板金塗装業界だ。板金塗装工場を取材すると、作業スタッフは40〜50代が中心で、20〜30代はゼロという工場が多い。「以前は手に職をつけようと入ってくる若者がいたが、最近はそういう若者を他社も含めて見かけることがめっきり減った」と複数の経営者が実情を明かす。若者を業界に引き入れるために必要なことは何か。今一番にやるべきことは3Kイメージの払拭=「労働環境の改善」ではないだろうか。

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「防錆塗装」は自整業の新たな収益源
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《板金塗装工場の勝ち残り戦略》
よろず自動車
お客様の安全を第一に信頼の修理を実施


「輸入車整備」にはチャンスがある
保有台数の増加、輸入車初乗りユーザーの増加で
整備需要が盛り上がる今なら事業として成り立つ

輸入車販売が好調だ。2018年度の新車販売台数は前年度比3.4%増の36万3410台となり、中古車販売は1.4%増の56万7486台で過去最高を記録した。販売好調により保有台数も増加している。
整備事業者にとって、国産車はディーラーをはじめとする強力な競合店がひしめいている上に、車両高品質化やハイブリッド車の増加により整備需要は減少傾向にある。それに対し、輸入車はディーラーによる顧客囲い込みが国産車ほど強くはなく、加えて、近年の新車販売増加による整備入庫増に対応しきれていないため、すき間が残されている。特に中古車ユーザーは優良な整備工場を求めている。整備事業者にとってはビジネスチャンスが残されている有力な事業領域だ。


《「輸入車整備」にはチャンスがある!》
山内ガレージ
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自整業の新たな挑戦
新しい発想に基づく自整業の新たな“店作り”が始まる

《自整業の新たな挑戦》
タイヤガーデンParK
カフェの雰囲気が漂う外観に、店内は雑貨の山


整備工場数の最新動向
整備工場数が再び減少、いよいよ減少時代の到来か?!
廃業理由は「自己都合」が過去最多の500工場超え

「工員不足」「後継者難」など“人”起因の廃業も増加
整備工場数が再び減少に転じた。国土交通省がまとめた2018年度末(19年3月末)における整備工場数(認証工場数と指定工場数の合計)は、前年に比べて256工場減少して9万1788工場となった。
整備工場数は15年度に統計開始以来初めて減少すると、続く16年度も減少したが、17年は増加に転じて一旦は下げ止まった。しかし再び減少に転じたことで、「整備工場減少時代」の到来が予見される。
廃業の理由は、「自己都合」が過去最多を更新したほか、「後継者難」や「工員不足」も深刻化している。


《シンポジウム》
三菱ふそうトラック・バス
大型トラックにおける自動運転技術の現在と将来

「普通トラック」市場動向調査
安全対策装置としてドラレコの普及が進む

エンジンオイルの最新規格


あなたの工場は大丈夫?
お客様の「不満足」はこうして起こる
不満足を解消することが「満足度向上」の早道!

BSサミット事業協同組合は、組合員工場における修理や接客対応の現状を把握し、サービス向上の参考にすることを目的に「ユーザーアンケート」を実施している。「接客態度」「約束日時」「修理説明」「修理品質」「代車状態」に分類して、「満足」と「不満」を併記している。
2018年度調査の結果をみると、総合満足度80点以上が92.9%、次回の利用意向が84.9%と高い評価を得ている。その一方で、一部のお客様からは不満の声も寄せられている。こうした不満足を解消することがサービスレベルを向上させ、顧客満足度を向上することになる。不満足意見を抽出して、その対策を考えた。


新車の8割が「サポカーSワイド」に

「急加速抑制装置」の装着率が大幅アップ

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全整協が整備組合組織率60%超えを達成!

「無帯電エアー」が燃料費とタイヤ費を削減!

「チャイルドシート」使用率が初の7割超え

エーモンがデッドニングの販売を強化

自動車事業者コンベンション

バンザイが各種新製品を発売

補修部品の供給責任に赤信号
ドライバー不足で道路貨物運送業者の倒産増加

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最強チャネル=ディーラーの設計図
物流危機で「補修部品の共同配送」の気運が上昇!!

《物流危機で補修部品の供給責任に赤信号1》
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部品本部を新設し「部品政策」を一元管理

《物流危機で補修部品の供給責任に赤信号2》
トヨタ部品大阪共販
改善により自動倉庫の入出庫作業の生産性を向上

Hondaが国内四輪車販売店に新店舗デザインを展開

パナソニック「ストラーダ」2019年冬モデルを発売