アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価571円+税(送料実費)
4月号

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21世紀の自動車整備業
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大型車メーカー・サービス戦略
旺盛な整備需要に対応するため設備機器の導入と
業務改善及び労働環境改善により整備能力を増強

大型車ディーラーの整備入庫が堅調だ。景気の回復や公共事業の増加、インターネット通販の増加などにより物流が活発化しトラックの需要が高まったことで、普通トラックの新車販売台数は2010年から9年連続で増加している。これに伴い保有台数が下げ止まり、車両稼動率も向上している。
こうした中で、大型車メーカー・ディーラーは戦略的に「車検」の獲得を強化してきた。そのことに加え、電子制御技術の高度化が進んだことで、電子系統の不具合整備がディーラーに集中していることも、入庫増加の要因となっている。旺盛な整備需要に対応するため、大型車メーカーでは様々な施策を講じて整備能力の増強を図っている。各社のサービス戦略を追った。

《大型車メーカー・サービス戦略1》
日野自動車
2025年に向けた経営戦略でトータルサポートを強化

《大型車メーカー・サービス戦略2》
いすゞ自動車販売
「5S」の徹底等で販売会社サービス工場の生産性をアップ!

《大型車メーカー・サービス戦略3》
三菱ふそうトラック・バス
ハードとソフトを両輪で回して生産性向上を図る

《大型車メーカー・サービス戦略4》
UDトラックス
「スタープログラム」を全国の直系拠点へ展開


人材確保は企業存続の最重要課題!
労働条件の改善なくして「整備士」の確保は困難
整備士が望む「月7日以上休」をどう実現するか

少子化に加え、車離れの影響もあり、自動車整備士を目指す若者が減少している。その上、最近は整備士の資格を取得していながら他業種に転職する整備士も後を絶たない。今や整備士の確保は企業存続の最重要課題となった。そのためには待遇や労働条件の改善が必須である。取り分け現実と理想のギャップが大きい「休日」の拡大は喫緊の課題である。


《好評連載》
どうなる自動車整備業の近未来?
勝ち組工場になるための処方箋

《好評連載》
板金塗装業界には「改革」が必要!
あるべき工場を創るという大局から見た政策の大転換が必要

カーシェアリング市場動向予測
「多様性の時代」の幕が開き市場はますます拡大!

カーシェアとリース市場は“大競争時代”へ突入!
異業種の新規参入により活発化

乗用車ディーラービジョン3
IT・IoTを活用した効率化・生産性向上

従業員のやる気アップに「インセンティブ・ポイント」
ポイントならではのメリットが従業員の意欲向上に効果

ユーザーの車検店選びの基準
整備工場は「信頼」と「価格」ニーズへの対応が重要


ドライブレコーダー特集
「ドライブレコーダー」の販売実績が過去最高に
2カメラ主体に高機能品が好調だが不透明感も漂う

ドライブレコーダーの販売が好調だ。電子情報技術産業協会(JEITA)によれば、2018年度第3四半期までの累計出荷実績は前年同期比52%増の259万台となり、通期では過去最高だった17年度の267万台を上回ることが確実となった。
主因は、悪質な「あおり運転事故」の増加だ。万が一の巻き込まれ事故に備え、自己防衛のために購入するユーザーが急増している。これに伴い「2カメラモデル」が売れ筋となり販売単価も上昇、市場は拡大の一途となっている。
ただし、18年度の販売好調は、あおり運転への注目が今まで以上に高まった影響が大きいため、先行き不透明感も漂う。ドラレコの主要販売チャネルであるカー用品店における販売傾向をみながら、今後の需要動向を占う。


進化する「デジタルタコグラフ」
高機能化とニーズ対応型商品で普及拡大を目指す


日本自動車輸送技術協会〈トラック・バスの新技術セミナー〉
日野自動車
愛車のメンテができていない人は2割強
いすゞ自動車
新型小型トラックエルフと先進安全装備技術
三菱ふそうトラック・バス
コネクティビティへの取り組み
UDトラックス
新型クオンエンジンとトランスミッションによる省燃費性能


センシングと通信技術動向

DRPネットワーク
需要減により入庫誘導台数が初の減少

JISPAがコネクテッドサービスを推進

関東トラックモニタリング協同組合が外国人材検討

中古車個人間売買のAncar

日整連の2019年度事業計画


ワイパーは「稼げる商品」だ!!
雨天時の良好な視界確保には「1年に1回」の交換を
付加価値商品の提案販売でCS向上と単価UPを図れ
日本ワイパブレードによると、ブレードおよびラバーの推定流通量と保有台数から推計した、最新のワイパー交換率は「約3.5年に1回」である。
ワイパーメーカー各社は、雨天時の良好な視界を確保するために、かねて「1年に1回」の交換を推奨している。そのため、約3.5年に1回という実態は大いに懸念される。しかも、一時は「約3.2年に1回」まで改善したものの、近年は再び悪化(長期化)傾向が強まっており、ユーザーにとどまらず、整備業界においてもワイパー軽視の風潮がうかがえる。
本来であればユーザーの責任である自動車の保守・管理を、実質的に委託されている整備事業者は、ワイパーが「雨天時の視界確保を通じて、ユーザーの安心・安全な運転を支える重要な部品」であることを再認識する必要がある。

《ワイパー特集1》
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