アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価770円(税込)送料実費
6月号

今こそ部品供給の話をしよう
補修部品供給網の一翼を担う部品商の業績が悪化
オールジャパンによる供給過疎地対策が望まれる

5月号の「部品商の最新事情2021」で詳報したとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が部品商を直撃し、1回目の緊急事態宣言が発出された昨年4〜5月、業界団体である全日本自動車部品卸商協同組合(全部協)の組合員の8割が売上減少を強いられた。その結果、昨年10月30日から12月7日にかけて行われた「令和2年度 全部協 基礎統計・取引実態調査」において、「直近の決算期の売上高が前年実績を下回った」という回答が過半に達した。
依然、コロナ禍は続いており、昨年4〜5月のような売上激減こそ脱したものの、コロナ禍以前の業績には回復していないのが、多くの部品商の実情だ。
しかし、仮に近い将来、コロナ禍が終息したとしても、以前のような状態に戻れるとは限らない。そして、その時は「補修部品の供給網」の再構築を真剣に検討する必要があるだろう。

21世紀の自動車整備業
世はまさに「VUCA」(ブーカ)の時代

《新連載》
整備工場のDX
現役女性マネージャーが教える成功のヒ・ケ・ツ

アフターマーケットの「連携・協業」が本格化
オートバックスがBSサミットに続き日産とも連携!

プレミアグループとJATTOが電子制御装置整備で連携

アフターマーケットの底力
オートバックスセブンが2021年3月期連結決算を発表


足回り整備機器特集
ADAS対応で注目のアライメントテスター
タイヤ交換で必須のチェンジャー&バランサー

近年の足回り整備において注目を集めているのは「ホイールアライメントテスター」だ。カメラやレーダーを搭載した先進運転支援システム(ADAS)の搭載車両が普及し、これらのシステムの機能調整を行う「エーミング作業」への関心が急速に高まってきたことで、ホイールアライメントの重要性が再認識されるようになってきたのだ。アライメントテスターをはじめとする注目の足回り整備機器をみる。

《足回り整備機器特集》
アルティア
安全自動車
イヤサカ
バンザイ


盗難防止用品特集
お客様の愛車が狙われている!!
今こそ盗難対策の徹底を図る時

警察庁の犯罪統計によると、車両盗難は年々減少傾向にある。しかし、平均支払保険金は増加傾向にあり、高額な車種ほど狙われやすくなっていることがデータから見て取れる。自動車盗難に関しては犯行の組織化や手口の高度化が進んでおり、車種によっては以前より盗難リスクが高まっているといって過言ではない。
今必要であるのは、特に狙われやすい車種を持つユーザー1人1人が「自分の愛車が狙われている」という認識を持つことだ。そして、それを促すことができるのはお客様とその愛車へ関わる者のみだ。特に盗難リスクの高い車種を保有しているお客様には、盗難防止対策への関心を高めるためのアプローチを行うことが望ましい。


板金塗装業界には「改革」が必要!
ニューノーマルの時代のソーシャルリテラシーの高め方

どうなる自動車整備業の近未来?
勝ち組工場になるための処方箋

《IAAE2021セミナー1》
変わりゆく車検の現状と今後
〜過渡期のビジネス環境をいかに捉えるか〜

《IAAE2021セミナー2》
注目される輸入車整備ビジネス
〜広がる輸入車市場へのアプローチ〜

《IAAE2021セミナー3》
海外における車体整備の動向と今後の展望
〜欧米に学ぶ自動車修理の最前線〜

2021カーラッピングビジネスの展望

「クルマの美化」をビジネスに!

自動車整備白書を読む-2
19年度の車検台数は3273万台で2年ぶりに減少

自動車整備白書を読む-3
車検整備単価は6万5956円で2年ぶりにアップ

ダイハツ明石西
10年後も自動車業界で生き残るために今やるべきこと

プレミアグループ
中古車・整備市場のプラットフォームを構築

「自動走行の実現に向けた取組報告と方針」Version5.0
レベル4自動運転サービスの社会実装を目指して〜

CAMP M&A研究会第5回例

高性能LiDAR搭載が始まる


自動車補修用バッテリー特集
2020年度の自動車補修用バッテリー販売は
コロナ禍と寒波で近年にない高い伸びを記録

電池工業会によると、2020年度の自動車補修用バッテリー販売は20年4月〜21年2月までの実績で、販売数量は前年同期比107%、販売金額は同108%となった。3月も同水準の販売が見込まれることから、近年にない高水準となった。この要因としては、販売数量は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要増があり、販売金額は一般車用バッテリーよりも単価の高いアイドリングストップ車用バッテリーの販売比率が上昇していることが大きい。
21年度はコロナ特需の反動が懸念されるが、アイドリングストップ車用バッテリーに加え、高単価の欧州規格(EN)バッテリーの需要が本格化することから、販売金額は高水準を維持する見通しだ。20年度の販売状況を振り返りながら、21年度の需要動向を予測する。


JFAが啓発のためにYouTubeへ進出!